老健施設

■今日、Yさんが入所しておられる老健施設を訪問し、お見舞いしました。Yさんは以前、私たちの先輩として活動してこられましたが、病に倒れ今は静養だけの毎日です。

　ほんの少し前に要介護度４と言う状態として聞いていましたので、心配していましたが私たちを見るなり立ち上がり、元気な顔を見せてくださいました。

　はじめお顔を拝見したときは別人かと思いましたが、よく見るとYさん。

　顔や手足がやせ細り、目には以前の眼光はありませんが見たところ大変元気そうで、今度、介護度調査があれば、確実に改善のあとが見え要介護度はせいぜい1程度。

　食事の時間になると立ち上がり、以前より身軽に歩き始められ、食堂へ向かわれました。体重が半年で２０ｋｇも落ちたそうで、その上にたばこも止められ、ずいぶん健康そうな顔色です。　まだまだ元気で一安心。　以前の力強いYさんの姿とまでは行かないまでも、これならまた元気なYさんの復活も夢ではなさそう。

　あとは施設がしっかりとリハビリをおこなってもらえば、回復も早まるように思いました。リハビリの老健がんばれ・・・ところが全国のデータを見ると寝たきりをつくっているのが老健施設となっています。　

　介護保険の報酬の関係で老健施設では十分な報酬が保証されていないために、職員の人件費を削るしか無く、そのために寝たきりをつくる老健となっているのです。老健施設にはもっとがんばっていただきたいものです。