過払い金が帰ってくる!!
まだ、取り組んでいる途中ですが、数社から約5年間の取引記録(履歴)を取り寄せ、帰ってきた順に利息制限法に基づく利率に引きなおして再計算を行ってきました。
元となる計算表は私が以前から使っているもので、借入金と返済金、それぞれの取引日を入力すると元金充当額と利息額、借入残高が出るようになっています。
相談日以降、多重債務者本人が私の事務所に来られ、夜な夜なパソコンに入力をしてもらい、出てきた差引残高がマイナスとなっている会社には、過払い金の返還請求書を送り、未払い残高がある会社には、残高を一括精算する要請書を送ってきました。
今日、本人から
「最初に送った会社から返事が来て、こちらの再計算よりやや少ない金額で、精算するといってきましたがどうしたらいいでしょうか。」と連絡がありました。
私は、「あなたがその金額で納得できるのならその金額を返してもらえばいいし、納得できなければ応じないだけですよ。」とアドバイスしました。
本人は「これだけ返してもらえるのなら助かります。」といわれ、私の思いとは異なりますが応じることで返事をされました。
こちらの要求額が26万円で先方が提案してきた返済額が23万円でした。
先方が当初送ってきた要求額が28万円でしたから、差し引き51万円もの差額があった計算になります。
原因は、当初の約束された金利が出資法の最高限度額29.2%で返済が行われていたためです。利息制限法では、100万円以下の取引の最高金利を18%としていますので、この差額が5年間で51万円にもなったわけです。
以前は、裁判にかけなければこういった要求には応じていませんでしたが、最高裁の判決で利息制限法での主張が主張が相次いで認められて以降、本人交渉でこのような結果が引き出されるようになりました。
本来なら、過払いが生じて以降の金額に5%の金利を掛けたものを要求しても問題はありません。 今回は、そのようなことには至りませんでしたが、本人はそ
れでも大満足。 初めて事務所に来られたときには、青ざめて死にそうな顔をしておられましたが、今日の弾むような声は私も大変嬉しくなりました。
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