フェロシルト含有産業廃棄物が山陽小野田市に来てもいいのか
■今日の環境経済委員会で、K社が計画しているフェロシルト含有産業廃棄物の搬入について、説明がありました。 これは、先日私から岡田委員長に対して、委員会での審議を求めたことからおこなわれたものです。
説明資料によれば、持ち込まれる産業廃棄物はフェロシルトを含む、汚染土壌で、持ち込まれる数量は12万トン。これは、搬出側の三重県四日市市の石原産業が処理をする量が約40万トンですから、実に1/4が持ち込まれることになります。
また、会社側は10県14施設に回収処理の打診をしているとしていますが、受け入れるのがどこなのかは明らかにしていません。 先日の市長申し入れの際、白井市長は
「他施設でも持ち込まれるのであるなら、当市が受け入れないということにはならない。」としましたが、いまだに当市以外にどこに持ち込まれるかは、明らかにしていません。 本日、山口県から説明に来るとのことですが、その概要の報告もないままです。
愛知県豊橋市でも、持ち込み処理が問題になりましたが、議会で大問題になり、持ち込みが中止になっています。大分市でも中止となっています。
現在、K社から、当ブログへのアクセスが繰り返されており、K社が私の動向に関心を寄せていることが分かっています。 フェロシルト含有産業廃棄物持ち込み処理に問題がないのなら、K社は率先して、市民の疑問に答える責任があります。
現在、この問題を私に持ち込んでこられた方も必死になって、当市以外の持ち込み先を探しておられますが、明らかになっていません。 ひょっとしたら、受け入れ先は当市だけということも考えられます。 その場合、市長は受け入れについて考え直すということも発言しており、K社は白井市長に対しても、説明する必要があります。
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