成人病検診をめぐる?
■成人病検診は基本的に、それぞれの健康保険保険者が責任を持つことになっています。 市町村の国民健康保険では、国保の担当課から成人病検診を受ける際に必要な受診券をうけて、医療機関や集団検診を受けます。
政府管掌保険や企業などの健保組合では、本人であれば企業の会社健診を受ければいいのですが、家族の場合はそれぞれの保険組合、もしくは社会保険事務所などに連絡を取り、健診受診の希望を申し出て、さらに2回程度のやりとりでようやく指定の医療機関で受診という手順が必要です。 あまりに手順が複雑なために、受診しないという人が多くなっています。
これまでは、国保の保険者に頼めばいくらでも受診できていたのですが、今年からは、かなりの努力が必要となっています。それでも、今年は受診の機会が持てない人のために市の国保で受診できないこともありませんが、かなりの努力が必要です。
来年度からは、各保険者が完全に責任を持つことになりますから、ますます健診を受けられない人が出てくるのではないでしょうか。 保健事業を進めることで、医療費が抑制できるというデータがありますが、こんなことでは政府のもくろみどおり行くのか、大変心配です。それは、国民の健康不安の広がりとなってしまいます。
いつでもどこでも、気軽に受けられる、健診制度の確立が必要です。
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