「準市内業者」
■今日の市議会一般質問で、高松議員が昨日私が言い足らなかった、物品契約についての質問をしました。 それは、今期から納入価格の入札となりましたが、入札参加資格をどうするかという問題です。
先日、ある業者さんの話を聞いているときに市の対応に対する苦情の一つに「市は市内業者を可愛がるという考えがない。市外業者も一緒くただ。」と言っておられたことです。 時間の関係で私は踏み込むことができませんでしたが、高松議員が「市内業者」「準市内業者」の違いをきちんと聞いてくれました。
監理室長の説明では、市内業者とは市内に本社があるもの、準市内業者とは支店などが市内にあるものというものでした。 この規定ならば、店舗や労働者がそこにいなくても、転送電話を市内のアパートにでも置いておけばそれでよいことになります。
高松議員は、市内業者がまちづくりの中で果たしてきた役割について、やさしく言っていましたが、たとえば「市民まつり」やいろいろなイベントでなどでは、市内の業者はそれこそ中心的な役割を担って活躍しています。 また、雇用や納税など多大な貢献があります。 こういった役割を全く無視をするように、「準市内業者」が入札に参加し、市内業者を押しのけて契約を取っているのです。
一方、宇部市はどうかと言えば、はっきり市内業者に限られており山陽小野田市との違いは明確です。 考えようによっては、市内業者が宇部市に移転し、店舗だけ市内に残しておけば、両方の物品納入が得られることになってしまいます。 今一度、入札のあり方について市は考え直すべきです。
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