山野井工業団地で街頭宣伝
派遣労働はすぐにやめるべきとお考えの方は →
■今日の午後、宇部市の時田市会議員と一緒に山野井工業団地の中で街頭宣伝を行いました。 訴えた内容は、「ハケン」労働についてです。 たくさんの車が行き交い、聞いているのかいないのか分かりませんが、工場の陰の方をよく見ると労働者らしき人が聞いているように見えました。
THKと日鍛バルブの前では、街頭宣伝を始めるとすぐに、一台の高級乗用車がすぐそばに停まりじっと聞き入っているようでした。 目の前に日鍛バルブの金網がありましたが、その向こうからこちらを伺うような姿が数人見かけられました。 時田議員の街頭宣伝が終わると、車は走り出しTHKの中に入っていきました。
THKは、働く人たちの当然の権利である団結権や団体交渉権の発揮される労働組合がありません。 車と聞いていた人の感じから、労務担当者のような感じを受けました。
日鍛バルブはつい先日、若い労働者を「契約切れ」を理由に「雇い止め」をしたばかりです。 こういった会社は利益最優先。 労働者を「材料」ぐらいにしか思っていないのでしょう。 ですから相手のこれからの人生などお構いなしに、平気で雇い止めをするし、労働組合との交渉も平気で席を立ってしまうのです。
まさに、派遣労働者は「蟹工船」と変わらない戦前の体質そのままです。 80年前の小説なんて、忘れ去られたと思っていたのに、現代に螺旋階段のように現れています。 企業は、若者を道具か材料のように扱うのであれば、社会的責任が問われ、自らを腐らせてしまうということが分からないのでしょうか。
来週の山口民報には、日鍛バルブを「雇い止め」された青年が1面トップで報じられています。
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