中小業者の苦悩
◆昨日と今日、続けて中小業者が不況の荒波の中で苦しんでいる話を聞きました。
昨日の方は、「経費を限界まで切り詰めて、従業員の給料も減額してギリギリでやってきたが、今の仕事が切れたらお先真っ暗。」
「今までならお付き合いで、いろいろと協力してきたが、自分のところの生活費まで事欠く有様。」 「今日を生きていくのがやっとです。」という悲痛な叫びでした。
今日の方は、「先月の売り上げが80万円も落ちている。従業員にも申し訳ないがやめてもらった。」 「今、きている人は外注で来てもらっている。」
「私のところはまだ切れずに仕事がかろうじてつながっているが、廃業した人もいる。」 「庶民にお金が回っていないから、私の仕事にまで影響しているのだと思う。」 「これからどうするか、家族で会議をするところ。」 という内容で、本当に厳しさを感じました。
◆以前は、不況対策といっては公共工事が発注されていましたが、今は削られる一方で、特に土木業者は、「業種を変えて、多様なスタイルにしていかないと生き残れない。」 といわれています。 そういえば、これまでは建築・土木工事が主体であった中堅建設会社が、市の公園と運動施設の指定管理を受けています。 公園や運動施設の管理は、これまで市関連の施設管理後者やシルバーセンターなどがやってきた仕事です。
受注できた業者はまだ何とかなりますが、受注できなかった業者では法人の解散が噂されています。 そのもとには多くの高齢者も含まれ、「市のやることは血も涙もない。」という声も聞かれます。
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