赤字の原因は後期支援金計上ミス!
◆市の国保会計が昨年度赤字となった原因について、行政当局の事務的ミスが重なっていたことがあげられます。 すでにこれまでに、3月に県から、「国からの交付金などが減額される」ことが通知されていたのを、担当課内で留め置き、財政課との協議さえもしていないことが分かっていました。 この際には、市長に知らされたのが5月中旬であることも明らかにされ、完全な事務的ミスが重なっていたことがあることまで分かっていました。
この度、さらに昨年度の保険料算定の際、国保会計から後期高齢者への支援金の算定が、半分以下に抑えられており、その分が実に3億円以上にもなり、赤字の主原因となっていたことが分かりました。
昨年の12月議会でその分の補正がされていましたが、その説明の際、議員からの質問にもよく分からない回答でごまかされ、この時点では、今回のようなことが予想されていた瞬間でしたが、議会の力不足で、真実を見抜くことができませんでした。 その際のやりとりは次の通りです。
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◆課長= 今回の予算組替えは、後期高齢者医療制度の実施により国保の被保険者数が大幅に減少したこと、また、退職者医療制度の改正により退職者医療の該当者が65歳までとなったこと等被保険者数の変動により、20年度の予算策定時において不透明な部分があり正確な所要額の算出が困難でありました。
今年度も半分以上を経過したことから、予算不足となる費目と余剰となる費目が出てくる見込みとなりましたので、組替えを行うことにより予算を調整するものであります。
後期高齢者支援金3億3,575万8,000円の増額は、過少見込みによる予算不足によるものです。
この3款及び4款の増額分に対する財源は、先ほど申しましたとおり、2款の一般被保険者療養給付費の減額分と、前期高齢者交付金の増額分及び前年度繰越金を充てることとしています。
◆議員=後期高齢者支援金のところですが、見込み違いといいますか、いろいろ調整という事でされたと思いますが、2億1,116万4,000円と3億3,575万8,000円ということで、1億1,000万円くらいあるのですが、プラスマイナスして残高の財源はどこから持ってこられるのですか。
◆課課長補佐= 後期高齢者支援金と療養給付費負担金の差額が約1億円ございます。この差額の財源は、前期高齢者交付金というのが支払基金から交付されます。それが、当初見込みより約2億円多く交付されますのでそれを充てるようにしています。 それと前年度繰越金を充てるようにしています。
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●太線で強調しているところは、国保会計と後期高齢者医療保険制度の関係と仕組みが分からなければ理解することができない難しい部分です。 分かりやすく言うと、支援金の計算は、0歳から74歳の加入者数と支援金調整率をかけて算出することになっていますが、事務的な基本的ミスで、75歳以上の数値で計算をしてしまい、支援金が半分以下の金額となり、12月議会で不足分を上乗せすることになったのですが、年度途中での保険料引き上げもできず、大幅な赤字を生み出す主原因となりました。
調査委員会での結果待ち
◆この問題で5月の臨時議会の後直ちに、調査委員会が立ち上げられており、今は調査待ちという状況で、調査結果が注目されます。
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