小野湖の上流部に産廃施設の計画
◆午後は、宇部市で結成された「小野湖の水を守る会」の方たちとの懇談会に参加しました。 美東町の真名地区 中国自動車道の南側の山地に3万坪もの土地に安定型の産業廃棄物を埋め立て処分する計画が進められていることから、市民の水瓶である小野湖の安全な水を守ろうと、「会」が結成され集会や昨日は計画地周辺のハイキングが開催され65人が参加しています。
◆山林地権者の大部分は、土地売却を承諾していると言いますが、下流域で水田を耕作している人たちは大反対です。 計画地の下流には太田川があり、小野湖に流れ込んでいます。 持ち込もうとしている業者の実態はほとんど分からない状況で、どこからどういった場所で発生した廃棄物か、まったく分からない状況で、不気味さを感じます。
◆「会」の方からの話が終わったあと、質疑に入りましたがすぐに私は 「最大の問題は、山口県が他地域からの産業廃棄物持ち込みを許しているからだ。」 と問題点を指摘しました。 山口県の周辺には、他地域からの持ち込みを許している県はなく、山口県が関西地区の産廃業者から狙われているのです。
「会」では地域住民の反対運動を盛り上げるべく活動を推進しておられますが、問題は小野湖の水を水瓶にしている山陽小野田市も当事者として、反対運動をしていくことが必要ですが、肝心の山陽小野田市自身が産業廃棄物を受け入れている街ですから、市として「産廃お断りのまち」となることができるのか、鍵はそこだと思います。
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