介護の苦痛
◆今日、2名の方から家族の介護について悲鳴のような声を聞きました。
最初の方は、ご主人を介護しておられる方で、ショートステイをよく利用しておられるようですが、ステイが終わり帰ってこられることで、大変苦痛に感じておられます。「出来れば特養に入れたいのですが、順番が回ってこないので入ることが出来ません。私も心臓が弱く、夫の介護に疲れ果てました。 心中も考えましたが山田さんになんとか助けてもらいたい。」 という悲壮な相談でした。
もうお一方は、恒例の「親」の介護で、要介護1でデイサービスをお願いしておられますが、聞けばデイサービスに行くのを嫌がっておられ、家族に相当な負担を掛けておられる様子でした。 「仕方なく介護していますが、顔をまっすぐ見て話すことが出来ません。」とのことです。
◆我が国の介護が、基本的に高齢者の介護に責任を持つ制度ではなく、主に家族に負担を残したまま、「お手伝いをする」程度のものでしかありません。 高齢者の介護を「負担」と考える国ですから、本人や家族の負担などお構いなしの制度となっているのです。 先進的な制度を持つ国では、ヘルパーは国家公務員で必ず複数での訪問となっています。
我が国の制度と根本的な姿勢が違っています。
◆どちらにしても、今のままでは不幸な事故につながらないとも限りません。ケアマネや市にも相談に行きましたが、何とか良い解決の糸口を探したいと思います。
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