針ノ木雪渓登山道で見た高山植物

◆このたびのアルプス山行で見つけた高山植物をご紹介しよう。

最初がミヤマシシウド　登山口から針ノ木雪渓の入り口付近までたくさん咲いていた。

ソバナ　きれいな薄紫色で西洋風の鈴のような形をしており、清楚な花だ。

タマガワホトトギス　今近辺の山に行けば白と紫、ピンクの入り交じった山ホトトギスに出会うが、これは真っ黄色で赤い斑点がある。

ヤグルマソウ　直径が５０ｃｍばかしあり、周辺にはシダやエンレイソウなどが大きさを競っている。

シモツケソウ　緑の斜面にきれいなピンク色を見せてくれる。　モジャモジャした感じの花。

オオバギボウシ　今なら町中でも見かけることがある。昨年の夏に、広島県の深入山で沢山見かけた花。

ニッコウキスゲ　いつもならもう見られない花だが、今年はまだ咲き残っていた。　明るい陽当たりの良い斜面に咲く花。

クルマユリ　背丈の低い草地にひときわオレンジ色の鮮やかな花を付けている。

針ノ木雪渓を登り切ったあたりで群落を作っていた　チングルマ　花としては盛りを過ぎていた。

針ノ木雪渓のあとの急斜面で、疲れた私をいやしてくれた可憐な　ミヤマダイモンジソウ