共産党議員団 in 上関
◆今日は朝から上関町に向かった。 目的は原発の建設予定地を確認することだ。 現地で共産党支部の田中照之さんと合流し案内をお願いした。 最初に、船に乗って祝島に向かった。やや波が高く船はなかなかの揺れであった。 町役場のある長島の船着き場から20分ほどで、町役場のある中心部からは真裏に当たる田の浦海岸が見え始めたが、ここが原発建設予定地・・・現在も工事中・・・である。 あと5分ほどで祝島に着いた。
祝島から田の浦海岸は目の前である。祝島の人たちが反対するのも当然であると思った。
祝島の集落は道が狭く、壁が独特の雰囲気がある。岩が壁に塗り込んであり、白い漆喰とのコントラストがきれいだ。 集落の中を歩いたあと、海岸に出てお弁当をいただいていたが、3人の若い女性のグループがやってきた。
話を聞くと、広島市から来たフリーペーパーの取材ということであった。 うちの一人はCANONの高級カメラに高級レンズをつけた女性カメラマンである。 原発の話で取材を受けたが、こういった若い女性が原発に関心を寄せる時代となったのである。
船着き場に向かうと、白人男性と日本女性のペアとアフリカから来たという男性がいて、国際的に原発問題で関心が高まっているということが、現地に来てみて改めて感じられた。
◆長島に戻り、田の浦の建設地に向かったが途中の道にはガードマンがいて、「どこに行くか。」と、聞く必要のないことを聞いてきた。 細い道を10分ほどで中電が作った舗装道と細い山道に分かれる。 ここに車を停め、歩いて団結小屋に向かい、さらに海岸に降りる道を下った。
海岸近くでサイレンが鳴った。 海岸に降りて海を見ると大変きれいな海だが、そのすぐそばが広大な建設地で工事中で、カウントダウンがおこなわれ、やがて「どーん」というダイナマイトの爆発音が聞こえてきた。 看板が掛けてあり「調査のために発破作業」をおこなっていることが表示してあった。
我々が海岸を歩いているとガードマンが柵の向こうから見張っている。 海岸には小屋があり、そばにはカヤックが並べておいてある。 大変きれいな海岸で、こんなところに原発をつくって大規模な自然破壊をしなければいけないのだろうか。
目の前には祝島が見え、民家もくっきりと並んでいる様がよく分かった。
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