いまだに決まらない介護保険料
◆来週水曜日の一般質問で、介護保険の保険料が来期からどうなるのか質問を準備してきた。 あと4ヶ月後に迫った新しい保険料のことであるから、もう決まっていても良さそうなものだが、いまだにいくらになるのかはっきりしないという。
原因は国がきちんとした方針を示さないからである。 介護保険法により、経費をどの程度算入するのか、事業者への報酬はどうなるのか、そういったことにより介護保険料が決定されるのだが、ことの詳細が国から示されないことで、地方自治体が困っているのだ。
問題は国が少しでも負担を減らそうとしていることに大きな問題点がある。
介護保険料は40才以上のすべての国民に支払いの義務が生じ、65才以下は国民健康保険料や社会保険料などと一緒に徴収される。 65才以上は年金から徴収されることになっているが、65才以下では、国保料があまりにも高すぎてあわせて未払いになること。
65才以上についてはただでさえ少ない年金額から徴収され、手取り額が少なくなる上に、今後は年金額そのものが少なくされようとしている。
◆昨日のふれあいサロンでも年金と介護保険料の関係について不満が口々に語られた。 曰く 「カラオケで発散しようにも、カラオケに来ることができんようになる。」 「年金がこれじゃから、保険料を上げられたらやっていけんようになる。」 ・・・・・
政府には、こんな高齢者の嘆きが届いていないのであろう。
« 両足寺の紅葉 今シーズンの終わり | トップページ | 瑠璃光寺のライトアップ »
「介護保険」カテゴリの記事
- 要介護1(2012.12.05)
- 介護保険料の不公平(2012.01.17)
- 4月からの介護保険料 4900円(2012.01.11)
- いまだに決まらない介護保険料(2011.12.05)
- 介護家族の不安(2010.12.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント