中学校の柔道実施が心配
◆4月から中学校で武道が必修科目となり、剣道・柔道・相撲のうちから選択して実施されることになっている。 山陽小野田市ではと言うか、全国的に一番多く選択されているのが柔道だ。 剣道は防具などの道具代が高く、相撲では子どもたちがいやがるので残った選択肢として柔道をおこなう学校が増えているというわけだ。
しかし、ここに来て大きな問題点がいくつか浮上してきた。
①体育教師の中で柔道経験者が大変少ないこと。
②柔道という競技の性格から、経験者ほど安全性に対する配慮が欠けている。(いわゆる根性、しごき・・・)
③年間10時間程度の授業しかしないのに、柔道着を買わなくてはいけない・・・ただでさえ親の負担が大きい中で柔道着を買わなくてはいけない
そして一番大きな問題点が
①については、県が急遽、体育教師に柔道の指導を始めたが付け焼き刃できちんとした指導が身につくのか。
②まともにスポーツとしての位置づけより日本特有の先輩後輩、しごき体質を払拭できるのか。
③ 保護者の財政負担に対する回答は示されないまま
④ 10年間だけを区切っても部活動などでの死亡事故の大半は柔道が一番多くなっています。 柔道の技がかけられる際に、かけられる生徒が受け身を身につけていないと頭を強く畳に打ち付けてしまい、重大な事故につながっています。
◆こういった問題点が解決しないまま実施させることは許されません。
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