基本計画審査特別委員会
◆本日は、基本計画審査特別委員会が朝9時から開催された。今回の基本計画審査は、議会基本条例の中で議会がおこなう議決すべき事項として決まっていたもので、初めての審査である。
最初に企画課長より、基本計画の概要についての説明があり、その後全体での質疑がされた。基本計画は10年間を見通して総合計画に即して5年ごとに見直しがおこなわれるもので、公募委員の下で策定されたのだが、会議録を読むと一面的なうわべによる議論がおこなわれたのかと思われるような内容が見受けられた。
驚いたのが以下の記述だ「少子高齢化の背景について過保護により遺伝子が作動しなくなったことが大きな問題」というものだ。
少子化の原因分析や、高齢化の問題点など何もご存じないのかと思わざるを得ないし、こういった特殊な考え方で市の基本計画が審議されたのかと思うと、全体が心配になってきた。
◆全体会議の後、分科会(各常任委員会ごと)に分かれて詳細にわたる審査をおこなった。
産業建設関連の審査では、主にハード部分や商工業、農林水産分野について検討をおこない、いくつかのところで修正するように意見集約がされた。一番しっかり議論されたのが観光分野であった。
傍聴人に観光協会会長がいたからではないと思うが、他の議員も発言が相次いだ。
また、農林、水産関係では、記述は多かったが、問題点は後継者不足から来る産業そのものの将来が心配されるような内容であると感じられ、その問題点については指摘した。
我々の審査は大方の審査を終わったが、他の分科会では「半分もいっていない」とのことだ。明日は今日の残りが少しあるので、その関係の審査をおこなうことになっている。
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