議長選挙をめぐるあれこれ
◆昨日の議長選挙をめぐってはおかしなことが色々と起こっている。
①共産党議員団に対して、市長を応援する会派に所属し今回の議長選挙に立候補が噂される本人から、共産党議員団長の中島市議に電話があり、「共産党は議長選挙にどう対応するのか。」「独自候補を立てるのだろう。」という電話があった。
②議長選挙の前日に、共産党の対応を「議会内の融和を第一義的に考えていること。 「そのために議長については、市民クラブの尾山氏、副議長にそちらでどうか。」という返事をするために再々に渡り、連絡したが全く電話に出なかったこと。
③市長会派の後ろから、「共産党外し」を画策し公明党に対しても、公明党県会議員を通じ様々なアプローチが行われていたこと。 このアプローチはついには共産党の藤本県議にまで話が及んできていた。
④市長会派が「勝ち目なし」と判断した頃から、かたくなな対応となったようで、その後ろからの「指令」が忠実に実行に移されたもようだ。
⑤市民クラブや会派「進化」では、「融和」が模索されていたが、一方の市長派ではそのような動きが見られなかった。 色々な議員に、「多数派工作」が行われたがそれは「数合わせ」に終始しただけで、議会が一致団結する方向とは相容れない動きであった。
⑥議長選挙では、共産党議員団が尾山氏を支持し、尾山氏11票、小野氏9票 吉永氏2票という結果が出たあと、今度は副議長の選挙に移ったが、「市長派」では当初は候補擁立の準備がされていなかったことがうかがえる。 というのも副議長に岩本議員から江本議員が推薦されたが、江本議員のあいさつの内容が、急遽その場で取り繕ったような中身でしかなかったからだ。
⑦副議長選出の本会議まで、共産党の提案で少々休憩時間があったが、ここで「市長派」が急遽、廊下の立ち話の格好で打ち合わせが行われていたが、ここで岩本議員が同じ会派の議員を「呼びつける」ことがおこなわれた。
⑧このとき呼びつけられた議員のプライドを傷つけるようなものであったために、本会議場で言い合いを始める始末であった。 このときに会派の代表者は何ら仲裁に入っていない。
⑨ 共産党は、議会の融和を優先するために、議長選挙では尾山氏を支持したが、副議長選挙では中島議員への投票としたが、ここで融和へのお膳立てをぶちこわすようなことが起きたのである。 投票結果は 三浦氏9票 江本氏8票 中島氏3票 吉永氏2票 というもので、本来なら江本氏が9票で三浦氏は8票のはずだったのであるが、結果は違っていた。
⑩ 休憩中に「呼びつけられた」議員がみずからの会派の候補に投票せず、相手候補に投票した結果という見方であるが、本会議終了後この議員に会派の代表者が詰め寄る場面が見られた。
⑪ 今回の一連のことについて、考える会のある会員は「自分たちのことばかりを考えているからこんなことになった。」「議会全体、ひいては市全体のことを考えて融和への努力を追求するべきであった。」「後ろから糸を引いていた人物は、そういったことへの配慮が全くなかった。それに言いなりになった議員たちもふがいない。」このように憤っていた。
◆今後は委員会の構成に関心が移っているが、ここでも共産党は「できるだけ融和を図る」ことを主張している。
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