◆昨日、くじゅうからの帰り、いつもなら国道10号線を使うのだが、混雑を予想しカーナビ任せで最短距離を選択してみた。 全く初めてのルートで何があるのかさっぱりわからないが、とにかくカーナビに任せて車を走らせた。くじゅうから熊本県小国町にはいり、国道212号線を北に向けて走っていると右手に大きな公孫樹(イチョウ)の木が見えたので寄ってみた。
ここは「下城」という地区で、公孫樹の木の下にある広場でお祭りが行われていた。
遠目からも相当大きく見えたが近くに寄ってみるとそれはそれは大きい。説明書きによると周囲12m、熊本県で一番大きな公孫樹の木であり、樹齢1000年を超えているという。一見の価値ある大木だ。
◆しゃくなげ園の次は、人丸にある日吉神社に行った。 ここにはオガタマという常緑広葉樹の巨樹群があるからだ。 社殿の裏手に一番大きなものがあった。 ここからしばらく進むと妙見山展望公園の案内板に導かれて車道を上り、展望公園に行ってみた。
すぐそばには風力発電の巨大な風車が勢いよく回っていて、公園には数人の家族連れが遊んでいて、芝広場を抜けて山頂の展望台に上がってみたが、目の前には2機の風車が回っていて、遠くの斜面には棚田が広がる風景が望める。 南側には油谷湾が広がっていて、普通に見ればいい景色が広がっているが、写真に納めるほどではないように感じた。
◆その次にはいよいよ、東後畑の棚田に行った。 この連休中であれば水を張った棚田が楽しめると思ったからだ。 しかし、残念ながら今年は水を張ってある田んぼが少なく、いいポジションが得られない。
それでも道路沿いのポジションを見つけて三脚をセットした。 しばらくすると、次々とカメラマンがやってきて、私がセットしたそばに三脚がたてられていった。 隣にセットされた人と、カメラや写真の話で盛り上がっていた。
夕日が近づくとシャッター音が心地よい響きを奏でているようだ。もうしばらくすると水を張った田んぼと沖に漁り火が見られる光景となるであろう。
◆今日は、秋芳洞に行ってみた。 最近、照明をLEDに変えたというニュースを見て、確認しておきたかったのだ。 しかし! 秋吉周辺は大変な車で、大混雑。 何とか、市営駐車場に車を停めいざ、秋芳洞へと思ったが案外入り口までが遠い。 実は、以前秋芳洞に入ったのは30年くらい前で全く記憶がなく、入り口まで土産品店が並び、観光客もたくさんですれ違いながら進むのだが、こんなにも混雑しているとは思わなかった。
◆料金所で1200円払っていざ、洞内へ。 入り口からいきなり相当な天井の高さだ。 こんなにも天井が高かったのか。 入ってすぐのところにあるのが、青天井という場所で、広々としている。 今日は、愛機ニコンD7000に10-24mmをつけ、ISO6400にセットして三脚を担いで観光客の邪魔にならないように気をつけて写真を撮ってみた。
ISO6400は、洞内を異常に明るく撮してくれた。そのままでは明るすぎるので、ややマイナスに補正しているが、いかがか。ピントもオートでぴったりだ。
LED照明は、そんなに明るいとは思えなかったが、色は自然に見えるような気がした。
◆次が100枚皿。ここは、以前見た記憶がある。 立ち止まろうと思っても、たくさんの観光客が数珠つなぎで、写真はぱっと撮って、すぐに移動だ。
◆そして、秋芳洞最大のビューポイントが黄金柱だろう。 4mもの巨大な柱が天井からどーんと立っている様は圧巻だ。 ここにはたくさんの観光客が滞留して記念写真を撮っていた。
黄金柱の次は巌窟王などがあり、しばらくで観光コースは終わり、人口トンネルを上って黒谷口に出るのだが、人口トンネルがライトアップと壁面に絵が掛けられ、楽しませてくれる。
◆黒谷口からは、たくさんのタクシーが待っていて、駐車場まで送ってくれるし、バスもピストン輸送をしている。しかし、歩いて駐車場まで帰ったが、驚いた。 入るときよりもさらに車が増えていて、たくさんの車が駐車場入り口で列を作っていた。
■今朝ほど、ブログで紹介した本の注文が3冊入った。 熱心な読者からの注文で、先方にお知らせしたところ大喜びされていた。 紹介した私としても嬉しい限りだ。 本屋でも売っていると言うことだが、山楽々クラブの関係者には 「消費税分はサービス」 の特典がある。
■今日、一日この本を持ち歩いてあちこち読んでみたが、きれいな写真が多く掲載されて「行って見たい。」と思うところばかりで、今後の山登りの後、紹介されているところにも立ち寄ってみようと思う。
当面、行って見たいところが、「尾道のあかりまつり」だ。 お寺の階段などが灯火でライトアップされるのだ。 同じ日に、萩市の竹灯路があるが尾道市はまだ行ったことがないので、この機会に行ってみようと思う。
■今年4月に油谷の棚田で知り合いになった広島県在住の山岳ガイド、清水正弘さんが「里地・里山を歩こう」と言うトレッキングにはもってこいの本を出版された。
紹介されているコースは中国地方を中心に取り上げており、山口県からは10のコースが紹介されている。
この中には山陽小野田市の竜王山も取り上げられており、私の提供した写真が使われている。 単なる登山コース案内ではなく、体力のない人も歩けるようなコースが魅力的に紹介されている。
山口県のコースとしては、萩市の笠山、秋吉台、周防大島、笠戸島、竜王山、寂地峡、木谷峡、高瀬峡、長門峡、油谷の棚田の10コースだ。
手に入れて読んでみたい方には、まとめて斡旋するので当ブログコメント欄に「本希望」と投稿していただきたい。 ただし、こちらから返信できるようにしておいて欲しい。
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