後期高齢者医療保険で不服審査請求
■今日、県内の高齢者101人が、県に対して、「年金 からの天引き中止」や「保険料の設定」、「年齢での差別」などを理由に不服審査請求をおこないました。 我が家の二人の対象者も、この審査請求に加わっています。
我が家では、昨年までの医療保険料は家族4人で、56万円の最高額です。 今年は、国保料は48万円に下がりましたが、二人分の「後期保険料」は25万円になりますから、世帯での負担が73万円にもなり、昨年に比べて18万円もの負担増です。
この審査請求は、全国でおこなわれており、山口県はやや出遅れ気味ですがもっと大きな広がりがあれば制度の凍結・廃止も夢ではありません。 そもそも審査請求は制度としては存在していますが、広い山口県でたった一つしかなく、不服のある高齢者はわざわざ、県に対して申し立てをすることになります。
せめて、各市町村の窓口で気軽に審査請求ができてこそ、民主的対応と言えるのではないでしょうか。 まあ、この制度そのものがある限り、問題は山盛りです。