■今朝、ある方から
「市内の会社(K社)が所有する管理型最終処分場に、危険物質を含む産業廃棄物が三重県から持ち込まれるらしい。県議会の幹部が関わっていて、保守系の議員では取り組めないだろうから、共産党の方で取り上げてほしい。 市民が知らないうちに危険物質が持ち込まれることが、我慢できない。」という話しが持ち込まれました。
すぐに、環境課に問い合わせをしたところ「すでに事前協議も済んでいて、まもなく持ち込まれる。持ち込まれても問題のない物質で、マニフェストで監理されているから心配することはない。」 とのこと・・・しかし、持ち込み処分するK会社はこれまで、違法物質を違法に保管して爆発事故を起こしたり、工場内で爆発事故があっても、消防に届け出なかったりと問題のある会社ですから、不安が募り調べてみました。
フェロシルト
■持ち込みをする企業は三重県の石原産業(本社大阪市 東証一部上場)で、これまでに四日市市で工場廃液を海に垂れ流すなどして、何度も行政処分を受けています。
この会社が製造したのが「フェロシルト」という土壌埋め戻し材でした。
これを愛知県岐阜県京都府などに売却し、各地で環境基準を超える汚染物質であることが分かり、汚染された物質を会社が買い戻しをおこない、その量が100万トンを越えていて、野積みをして処分先を探していました。
「フェロシルト」は、チタン鉱石から酸化チタンを精錬した後の産業廃棄物に、石灰などを混ぜて製品化していましたが、各地で赤い汚水が発生するなどして、環境調査がおこなわれるようになりました。 フェロシルトから六価クロムやフッ素などの有害物質が検出され、深刻な土壌汚染の原因となっています。
三重県の責任
■三重県は、本来、産業廃棄物であるはずの物質をリサイクル品として認定し、規制の対象から外してしまいました。また、立ち入り調査の際、事前通知がおこなわれ、その際には有害物質が検出されませんでした。 会社はその後、リサイクル品として各地に売却し、被害が広がる原因となりました。
■フェロシルトが乾燥すると放射性物質のトリウムやウランが微粒子となって、飛散するといわれています。 六価クロムは重金属で焼却処理できず、管理型での埋め立て処分するしかありません。
山口県は受け入れ歓迎?
■今日、さっそく藤本県議に連絡をとり、県の対応について調査を依頼しました。その結果、事前協議が終わっていて、いつでも持ち込まれる体制が整っていることが分かりました。 藤本県議は「山口県は、受け入れを歓迎しているとしか思えない態度で、環境汚染は心配なく問題ないといわれ、手際がよすぎる。」と語っています。 すでに三重県を船便で持ち出されている模様で、まもなく小野田港に陸揚げされることも明らかになりました。
白井市長は?
■夕方、白井市長と面談し、この事態を聞いたところ了承しているとのこと。
そこで「持ち込んでいるのは小野田だけではないのか。」
「持ち込む物質はどのような物質か。」
「環境調査を市としておこなう予定はあるのか。」
「市民の納得が得られていると考えているのか。」
など聞きましたが、明快な返事が得られませんでした。 25日に環境経済委員会が開催され、その中で担当課から説明がされることになりましたが、持ち込まれた後では遅く、明日もこの問題で調査を続け必要があれば会社へも出向いて、事実経過の確認をおこないたいと思います。