県営住宅側の通らない言い分
◆今夜、叶松県営住宅の影響でテレビの映りが悪い住民と、県営住宅側の話し合いがおこなわれた。これまでは県営住宅建て屋に共同アンテナを設置し、受信していたのだがデジタル化に伴いこの保障を打ち切るという県側の意向だ。
私は自治会長として参加し、県との間で橋渡し役をお願いした藤本県議にも同席していただいて、話し合いが進められたが、県側は 「デジタルになって自分でアンテナを立てれば問題ないはずだから自分で立てるか、現在の施設を譲渡するので後の維持管理は住民でやって欲しい。影響は残るので県が住民側の土地にアンテナを立てるのでそちらから線を引いて欲しい」 「期限としては今年いっぱいを目処に」というのだが・・・
住民側は、「現在のアンテナを使えば新たな費用は必要ない。税金の無駄づかいだ。」 「共同アンテナを設置した後、それまでのアンテナは撤去しているので負担が大きい。これまで通りの運用を」 という言い分で平行線であったが、県営住宅との間ではもっと大きな問題があるのだがそちらは3年たってもいまだに、何の音沙汰なしなので私から 「アンテナの問題では、地デジ化の2ヶ月前にこんなことを言い出して、半年で打ち切ると言うが、もう一つの方は知らん顔では到底自治会としても許しがたい。」 と指摘した。
◆もう一つの問題というのは、県営住宅が建て替わって以降、大雨の際には県営住宅地内から、あふれた雨水が我が自治会に押し寄せ、プールのような状態になる問題だ。
しかも、県営住宅の駐車場がそれまではプール状になっていたのだが、県がその一部を切ってしまったために、その水側が自治会に押し寄せ、向かいにあるお宅の床下に入り込む状態となっている。 県営住宅を建て替える際に、本来なら調整池をもうけて雨水を受け止めるべきだが、小さな溜め升があるだけでほとんど役に立っていない。こちらは3年前に県営住宅の課長が来て現地を確認し、対応を約束して帰ったのだが、それから音沙汰なしとなっているのだ。
今日のところは、「共同アンテナの問題だけでなく、雨水の配水についても誠意ある回答を」求めて終わりにした。 会合終了後、藤本県議と担当ではないが、県の職員にも現地を確認していただいた。 今後も、協議が継続されることになる。